念佛の教え

西山浄土宗では、ただ単に『南無阿弥陀佛』をお称えする事で阿弥陀佛の効験を期待することは奨めていません。

 

西山上人のお言葉に

 

 念佛といふは佛を念ずるなり、佛を念ずるといふはその佛の因縁を知りて、その功徳を念ずるを誠の念佛とはいふなり『女院御書』※¹

 

と示されるように、念佛はお称えするだけで無く、阿弥陀佛が自らの成佛をかけて衆生救済の本願を成就された云われを理解し、自らもまたその救いの中にあるのだと云う大悲願力を領解する体験(安心※²)が第一とされ、その歓びに発する『南無阿弥陀佛』の念佛や礼拝、常に阿弥陀佛を想う三業※³(起行)が念佛に含まれます。

 

その為、阿弥陀佛が私をお救い下さると言う領解※⁴を抜きにして真の念佛とは言えません。

 

 

空中阿弥陀の醍醐寺では西山浄土宗のおしえにもとづき念佛をお唱えしています。南無阿弥陀仏をお唱えするだけでは阿弥陀仏の効験を期待することは奨めていません。
念佛について

※¹・・女院御書(にょいんごしょ)

※²・・安心(あんじん)

※³・・三業(ふるまい)

※⁴・・領解(りょうげ)・・理解すること、真理に達すること